今年もよろしくです

ああ今年は寒中見舞い代わりに年明けご挨拶記事が書けるぞ!

喪中ということで大掃除もおせちもお年賀もないのと、転職のため残った有給を消化せんとのことで大々的に約2週間ほどお休みいただきまして大阪に居りました。10日もいたらもう帰れなくなっちゃうかもと思いつつ。
特に、どうしてもココ行きたい/コレしたい、という予定もなかったので(温泉くらいは行こうか、くらいで)晩御飯食べながら明日どうしよっかーというノリだったので遠出もせず、お腹すいたら美味しいものを食べさせてもらって、ちょっと呑みたくなったらワイン買って、寝たくなったらゴーゴー寝るという絵に描いた正月を過ごしました。
そんな自堕落なお休みでしたが見てみたかった「蛇巻き」に連れて行ってもらったので、その辺りを重点的に。
そもそも蛇巻きって、

 蛇巻きは、その構成員が男子であり、旧暦の5月5日に行われる端午の節句にちなんだ行事である。
今里では、蛇の巻き付けられた大樹の根元の祠に、絵馬や農具のミニチュアが祭られることから、田植え時の降雨を祈願したものと考えられる。(出典:奈良県田原本町観光協会サイト

ということで「蛇=雨」の雨乞いから来ているようです。
なんでこれが見たかったかというと、一時期「藁蛇(わらへび)」に興味津々でして何カ所か見に行ったりしていた時に教えてもらいまして。
日本中の藁蛇見たくてしょーがなかったので、行ってみる?と言われて二つ返事で連れていってもらいました。
藁蛇はもちろんその安置されている姿も規模が大きかったり蛇の顔が面白かったりでいつでも楽しめるものなのですが、やはり一度稲城の妙見宮での蛇より神事(藁蛇作って奉納するお祭り)を見たせいかどうも作成現場も見てみたくなるんですよね。
この今里と鍵の藁蛇も例に漏れず結構な長さになっているのですが、蛇の安置法(巻き方)が対照的でした。鍵の蛇はしっぽが頭より高い位置にあり(頭はそもそも地べたに置いてあり、その胴体が木に巻き付けてある感じ)、今里のは境内の高い木の上に頭があってはっきり見えませんでした。いやこれどうやって巻き付けるんだろう。そっちも結構気になる感じでした。
両蛇とも若い男子の元服めいた儀式に近いのですが、いつ頃から雨乞いにそういう年齢の区切りみたいなものがくっついたのかな。ちょっと不思議でした。
いつか神事を見に来たいと思います。
蛇巻きを見る前に、鏡作坐天照御魂神社(かがみつくりにます-あまてるみたま)に寄りました。
こちらは以前読んだ「捜聖記」に記載されていた『籠神社の宮司さんが言っていた、大和にある隠された同じご祭神を祀る神社』のことで、調べた顛末がこちらで記事にしていたりもしています(wocayetz過去記事:大和の饒速日命(メモ的な要素として) ←関係ないけど節分の朝見に行きたいわ、この神社。というのはリンク参照のこと)。
境内にあったご由緒にも彦火明命の名前がしっかり載っていました。
が、なんつーかここからは個人的な感想…直観?としか言いようがないのですが、どうもこれもウソ臭い気がしまして。
そもそも「捜聖記」自体がフィクションなので現地漁ってあーでもこーでもって言う事自体がアレなんだけど崇神天皇のいう事もなんか変だしなぁって(三種の神器の鏡を祀るのが畏れ多いっていみわかんない)思っていて、きっとこれは言葉とか解釈とか何かそういったものの「すり替え」があったのかなぁとかね。
つじつまは合わせなくても由緒だし神代の話だから不整合でもいい、みたいな考えがあってもおかしくないのかな、という。
神社自体もあっけらかんとしていて古くから在る神社の様相でもないなぁっていう空気のようでした。←これも個人的感想ね。

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だらけたお正月、といっても上記神社の他にも彼の地元の神社と氏神様、奈良では大神神社、十日戎の宵宮で西宮神社と今宮神社にも行きました。
(彼地元の氏神様境内の大きな楠と思われる木、すっごいタイプでした。久しぶりに呼ばれたかと思ったほど。夜だったのではっきり全容見えなかったんだけど、また改めてご挨拶に行かなきゃなーと思っていたり)
大神神社と西宮神社でひいたおみくじが凶という正月早々何やら見えない敵が現れたようで(笑)臨戦態勢に入っております。
一般的に悪いおみくじは境内指定箇所に結んで来るそうですが私は今年1年間の戒めとして持って帰ってPC前に貼っております。
じゃないと何やら良からぬ事が起きた時に色々後ろ向きに悩んだりしちゃいそうですが「あ、今年しょっぱなに凶ひいてたんだったわ、それのせいか」ってあきらめがつくじゃないですか。というポジティブシンキングのために見えるところに置いておこうと(笑)
あと節分以降にお祓いにも行こうと思っていたりね。

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今年、色々と既に決まりつつあるものがあったりでまた1年があっという間だったりするのかなぁと思っております。
来月転職したり晩夏に母の手術が決まったり。
正月休みの間に伯母の家へ挨拶に行って差し向かいで色々私の今の心情をガッツリ吐き出して来ました。
私が内心欲しがっていた簡潔なアドバイスと背中を押す手が嬉しかったです。

年明けから寒い日が続きますが、みなさまご自愛くださいますよう。