今年もお世話になりました

うわ、またもや1か月以上放置とな。

去年は11月末に父方の祖母を亡くしましてそのまま年明けに転居決定、転職したりでなかなか落ち着いてブログ書く感じでもない状態でした。
今年に入って2月に母方の祖母が追うように亡くなりましてまさかの2年連続喪中となりました。
年末に喪中はがき出そうと思っていたのにハガキ買えずそのまま今日に至ってしまって、年賀状ならともかく3が日辺りに喪中はがき届いても意味ないかと思って数日前に諦めて(笑)改めて寒中見舞い出す事にします。お正月に「あれ、今年は来ないなぁ」って思った方、ちょっと待っててね。

んでもって今年は上記の通り年初からせわしなく動く羽目になって2月末に引越し、それにあわせ2年お世話になった派遣先と契約終了しました。毎日毎日「子の仕事合わないなぁ」と思いながらやっていましたが辞めるとなると寂しかったり。そして20年ぶりに両親と同居。猫が総勢8匹にもなりました。
そんな生活が始まったなか、今年もとにかく色んなところへ行きました。
自転車担いで高崎をうろついたり、糸魚川へヒスイ探しに行ったり、。
中でも小笠原の西之島で観た噴火中の姿は凄まじく、今年どころか生涯絶対忘れられない姿であり、噴火音だったと思います。今でも耳に残っているようで。

今年の演奏会は4回(と再演1回)。「これが歌いたい」と入団したトリニティコールで「ドイツレクイエム」を1月に。
こんなにしんどい歌も今までなかったのですが、改めて聴くとやはり素晴らしいなぁと。
3月に歌う予定だったショスタコ森の歌は練習に通いきれず断念、8月のエルデオペラで「蝶々夫人」、10月にこれもまた念願の土の歌を歌う事ができました。
10月の演奏会は奇しくも台風直撃とのことで12月に再演が決定した中での演奏会で、あんなに客席がスカスカな演奏会も初めてじゃないかと思うほどで。
ドイツレクイエムとは別の意味で辛かった土の歌はオケの迫力に押されないよう頑張りました。
第九は今回は川越喜多院で、という変わり種(?)で。本殿前の階段をステージにオープンエアで歌うというなかなかこれも珍しい機会でした。

ざわざわと落ち着かない1年だったため観た/読んだが相当少なかったなぁという。
特に美術館関連はほとんど行けず仕舞い。だって遠くなっちゃったんだもん。
フィクションは多分「土の記」しか読んでないんじゃないかな。宇陀を舞台にした高村薫の新作だったのですが、これを読んだのが3月で、その半年後にこの近辺を通りあの集中豪雨の凄まじさを目の当たりにしました。自然というものは秩序と破滅を孕んでそこに在るという、矛盾のようなものを感じつつも恐ろしさに身が引き締まる思いでした。
映画は二瓶勉の「BLAME!」とセルゲイポルーニンのドキュメンタリーを川越スカラ座で。BLAME!は原作のキャラクターで霧亥のPV作っちゃった感でしたが(カッコ良すぎでしょという)それなりにあの難解なマンガをよく2時間にダイジェストできたなぁという感じ。DVD欲しかったけど、買っても何回も観るのか悩ましいので…。
セルゲイポルーニンは有名なyoutubeを観て「いた」くらいの情報しか持たずに、ただ行ってみたかったスカラ座で上映していたので観た、くらいのゆるさで席に着いたのですが、帰りにプログラム買って思わず「凄く良すぎて泣いた」と鼻すすりながら訴えるくらい良かったでした。

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今年の頭に目標を立ててみて、半分過ぎた辺りで振り返って目標再考といっておきながら今日に至ってしまったのですが(ありがちよねー)、とりあえずひとつだけ「風邪をひかない」は今年後半も(危ない日もありましたが)なんとか守れました。
おかげで今年は二日酔い以外で体調悪くなる事もなく元気に過ごす事ができました。これはきっと意識して「内臓冷やさないようにする」って生活していたからなんだと思います。暖かい食事・飲み物大事。夏の朝も駅の立ち食い蕎麦すすってたくらいだもん、結構本気出さないと風邪ひかないようにするって大変な事なのかもしれないです、特に最近夏はめっちゃ暑いから気を付けないとあっという間に身体冷えちゃうしね。
これはずっと(立ち食い蕎麦でなくてもいいんだけど)意識して食事を考えなきゃと思っています。
あとはもう、ダイエットとか酒量減らすとか言ってましたけどなんですかそれ?レベルで(笑)

来年はどんな年になるんだろう。
仕事もまた年初から転職することになりまして、これまた話すと誰しもがびっくりして笑うという事態なのですがそれもまた楽しもうと思っています。
きっとたくさんの楽しい事、嬉しい事が待っているんじゃないかな、と楽しみです。

来年もどうぞよろしくお願い致します。