ラファエロ/ジャンゴ

ラファエロ展行ってきました。

▼ラファエロ展公式サイト
http://raffaello2013.com/

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クリスチャンでないのですが、イコン画は好きです。
日本画にない豊かな表現とダイナミックな画面の使い方に圧倒されるのが好きです。

レクイエムを歌っているせいか、その表情について色々考えを巡らせることが多くなりました。
このラファエロ展、何が良かったかって確かにラファエロ自体のその画力というか表現力(一緒か)、立体感に目を見張ったのもあるのですが、
(もちろん知ってましたけどやはり印刷物と迫力が違う!)展示室ごとに壁の色が変わっていて、それが聖母子の服の赤を際立たせたり、
肌の色がきれいだったりとか、そういうのを余計に感じたのでした。
それと、ラファエロが描いたものじゃなかったと思うんだけど、「幼児虐殺」という絵を皿にしていたのが印象的でした。
その皿で何食べるんだよ…(笑)

雨がぱらついた上野でお化け灯篭撮ったり
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知ってますか?日本三大お化け灯篭って。
この上野東照宮と他に名古屋熱田神宮、京都の南禅寺にあります(もちろん制覇してます)。

弁天島で弁天様にご挨拶して(うぅ、鎌倉の銭洗さんにもちゃんと行かないと)隣の大黒堂でぼんやり雨宿りしていたら。
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わかるかな、ツバメでした。
今朝、玄鳥という呼び名で一句詠んだばかりだったので(曇天でしたが)また呼ばれたかと丁重に頭を下げてきました。
上野公園はどうしても幼い頃に見た傷痍軍人の姿が未だ視界にちらつくようであまり長居できません。

移動して、タランティーノ最新作「ジャンゴ 繋がれざる者」を観てきました。
タランティーノ兄(敬意を表してこう呼んでおります)のやりたかったものって、キルビルよりこっちなんだろうなーって思いました。
王道の西部劇というか。
わたしはアメリカという国に魅力を感じないので西部劇にもさほど眉が動かないのですが(銃って美しくないじゃん)、
「死んで償え」というストレートな表現は好きです。まどろっこしくなくて。
ディカプリオ某初の悪役というのも小耳にはさんでいたのですが、「あのディカプリオが!?」という感想でなくて、「うわ、安っぽ!」という演技をしていたところに結構感動。
タランティーノ兄は二枚目俳優すらただの悪者にできるのがすごい。いやディカプリオの演技なのか。どちらにしても「ジャンゴ」という映画に沿ったいい演技だったと思います。