先週末、

周回遅れ取り戻せず(;^ω^)

合唱で一緒の女性(フランスの方)のホームパーティへ行ってきました。
facebookで繋がってる団員数人(全員がやってるわけではないので一部になったもよう)と招待状のメールが届いたところから騒然(笑)だって「おフランス式ホームパーティ」なんて初体験ですよ?お作法とか調べちゃって「『8時に来て』と言われたら8時に行くのは日本人だけ。フランスではホストがまだ用意しているだろうから遅れていくのがマナー」のような事を書かれていたりしてふむふむと熟読。じゃあ8時半に行こうねというところが日本人よね(笑)
家具が少なくて大きなおうち、ってホントいいですねぇ(羨望)。
ご本人はもちろんご主人も長身でステキな方でしたし、何よりも息子くんがとってもかわいくて!!
なんだかとっても別世界でした。
一生懸命英語を聞き取って、なんとなく会話はわかるのですが、だからって喋れるものではなくて「微妙な笑み」をずーーーーっと浮かべて頷いていただけでした。
うーん、英会話ってやぱそろそろ出来ないといかんのかなぁ。
日常的に英語を使うのであれば習ってもある程度身についていくんだろうけど、意識的に使おうとしない限り日本語で問題ない生活をしているから習っても片っ端から忘れて行きそうな気もするんだけどね。
というか本当はドイツ語やりたいんだけど。

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お誘いありがとう!そしてお誕生日おめでとう!でした。
そしてこれはベビーバスの新しい利用法。

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で、翌日は逗子に住む以前お世話になった会社で一緒だった女性のお宅へ。
去年お家を建てたので遊びに行くねー!って言ってて1年以上経ってしまって。4月に次女ちゃんが産まれて落ち着いてきたから遊びに来ませんか?というお誘いをいただいたので微妙な空模様の中お邪魔してきました。
地元の大工さんに色々細かい注文をして建てたという話は以前から聞いていたんだけど、玄関入った瞬間にまるで森の中のような樹の香りに迎えられました。思わず「うわ!」と声が出ちゃうほど。
たくさんの時間をかけて建てられたお家は随所に彼女のこだわりを感じました。天井の高さ、収納、キッチン、暖炉…暖炉のあるお家って初めてですよ!!煙突掃除もしなきゃいけないんだそうですよ!煙突掃除って今日本で職業として成り立つの?
そして初めて(これはお家建てたのとはちと違うけど)ハンモックに乗り(座り?)ました。
何とも言えない揺れ心地。胎内ってこんな感じだったのかしらね。不思議な感覚は懐かしさのようなものと共に在って、ついつい放心のような内観のような境地に陥りそうでした。
次女ちゃんはめっさ可愛かったし(抱っこしてニーって笑ってるのを見てニーって笑って。嗚呼もう…♡)戴いたスコーンはお土産でもらっちゃうほどだし、彼女はとても穏やかに楽しそうに娘ちゃんを見つめていて、本当に幸せな時間でした。

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冬には暖炉で焼き芋もするそうで。
またその時呼んでもらおう。

偶然にもフランスに縁がある2日間だったのですが、この2日間で何を思ったかというと、
「ステキなお家っていいなぁ」でした。
すっごい凡庸な言葉ですが(笑)
私は今、都営の団地に住んでいるのでステキに程遠いのですが、更に「仮住まいだから」とステキな家具も壁に絵もなく機能重視の質素というよりも粗暴な住家でして。なので自宅に帰りたいというのが家というハード面よりも猫とか息子とかそういったもののためなのでなかなか興味が持てなかったのが現実です。
でも、好きなものに囲まれた生活っていうのはきっと金銭の豊かさよりも充実した心でいられるんじゃないかなーって思いました。
ものの価値は最終的に通貨でも測れないと思うし、まして心の充足度は論外だから今まで目を向けずにいたんだけど、ほとんど寝に帰るような状態で仕事している最中にこうやってステキなお家に住むステキなお二方に触れた事で、何だか立ち返ってしまいました。
生きる意味とか本質って自分の中にちゃんと置いてあるかな。そういうの、忘れちゃだめよね。