TFM夢の第九コンサート2013 参加してきました

2度目の参加。といっても昨年はsopだったのでaltoでは初ですた。

今回は本当に前回とのテンションの差にびっくりですが(自分のね)。
先週アンサンブル・エテルナの定期演奏会で燃え尽きてたのでなんだか惰性という感も否めないのがかなり残念なところでして。でもやっぱり合唱始めたきっかけになった第九、発音も去年よりも多少巧くなったしね。

今回のコンサート、びっくりすることが2つ。
まずは、舞台上の配置。
第九は4楽章まであって、合唱部分は4楽章目の最後の18分くらいだけなので、基本的に私たちコーラスチームも聴いているんです。

そ れ な の に。

オケが逆だったんです。
舞台の中心を中心として180度回転させた状態です。わかるかしら。普通のオケはお客様から見て指揮者が背を向けていて指揮者の左側にコンサートマスター、バイオリンがいるんだけど、今回は指揮者が一番奥で舞台手前(お客様に近い側)に金管楽器がいるという状態で。

めちゃめちゃ違和感。というかおかしいそれ。

先週の演奏会で初めて舞台に上がった時の光景(指揮者奥、わたしたちのすぐ近くにオーボエがいた)と同じ状態でして。
そして舞台左右に分かれた合唱部隊が。
休憩時間に舞台を見ると、普段見られない楽譜が開いたままで開示してあったりしてました。
もうリハで「あーこんな感じなのね…」という諦め?みたいなのは感じてたんだけど、やっぱりね、なんだか音がどうもね。
うまく言えないんだけど、舞台だけで完結しているのを遠巻きに聴いている感じで、どうも疎外感?みたいなものを味わっていました。これは克服済だと思うのでステージ自体の問題なのかと思うんだけど、反響が悪いせいか、オケがどうしても録音モノにしか聞こえてきませんでした。去年もそうだったのかなぁ。

そしてもうひとつ。
去年から「ザ発声」というコーナーが始まったそうなのですが、その「ザ発声」、30分近くもやってました…。
面白おかしく発声するのはいいかもしれないんだけど、今ここでやるのかという印象の強いものでして。
個人的には第九ってもっとsacredなものだから、出来るのであればその世界観というかベートーヴェンが描きたかったものを講釈としてあってもいいんじゃないかと思っていて。それなのに…という言葉が出てきてしまったので、これ以上は批判になってしまうからやめときます。

第九を歌うという事は変わらず楽しい事でした。
Freude!