貴婦人と一角獣展

行って来ました。
なんだか絵画友達となってしまたようなMちゃん、Hタンと一緒に。
会場の国立新美術館は初めてでした。

貴婦人と一角獣、という組み合わせ(特に一角獣)になんらかのアンテナが反応した方は行った方がいいと思われます。
ま、確かに時代背景とか全く知らずに観に行きましたけど、織物の技術の高さに圧倒されましたし。

連作の6枚のタピスリー、「五感」を表すものともう1枚の「Mon Seul Desir(我が唯一の望み)」の解釈について、わたしも「心(第六感)」なのではないかなーと思ったりしています。
あれだけ上位にある感じだもんね。様々な感覚のまとめ役としての「心」なのかなぁと。
他5枚の貴婦人よりも一番キレイだったしね。←あんま関係ないか。

この展示は他にもタピスリーがあったり、この連作の解説の展示も多く見所も結構ありました。
とにかく大きなタピスリーをどこに飾るんだというところで、こんなんウチの6畳間に飾ってもねぇ、まいんち織り目しか見えないで全体なんて全く見えないんだろうなぁと思うとなんだか非常に虚しくもあり(笑)
いえいえ、私の住んでるおうちは私にはジャストサイズなのでいいんです。無駄に大きな部屋には住めません。
最近の美術展グッズの力の入れようは目を見張るほどです。
私は基本的に絵葉書(母に送る)とクリアファイル(仕事で使う)しか買わないのですが、どこぞのお菓子メーカーとタイアップして売り出したり食器やTシャツ、かばんなどは結構当たり前になってきた感が。
この貴婦人と一角獣展も例に洩れず色んなグッズがあったのですが、マニ・フルールの蕎麦猪口を見つけた時は開いた口がふさがりませんでした(笑)
あと絆創膏もあったし。なんだかね(笑)

この後移動して九州料理居酒屋で散々飲み食いしてひさびさにお腹はちきれそうになりました。
楽しかった。
次は「もののあはれ」と日本の美を観に行こうかと思っております。
ベーコンにはあんまり惹かれないのよねぇ。