地球磁場逆転期の地層を見て来ました

カテゴリが適当なのがなくて社寺民俗学だけど、正確には地質学の範疇で。
そんなカテゴリきっと今後増えないと思うからここに混ぜておきまする。

きっかけはこちらの記事から。
77万年前に地磁気逆転の証拠発見 地球史に「千葉期」登場?

ジュラ紀とか白亜紀とかそういったのって地名からついた時期の名前なんだそうで、千葉で見つかったから千葉期。
単純明快だけど、もし「千葉期」って本当についたらすごくね?って思って見に行きたいなぁと。
更に千葉県という東東京在住の私からすれば行かずにいるなんてもったいない!という距離。
見に行く前に色々調べていたら、こんな詳しい情報(市原のパワースポット(地球磁場逆転地層)のご案内)があったのでより具体的に計画が進みGW前にまさみーさんに「こういうトコ行こうと思ってるんだ」という話をしたら「車で行く?」となりまして。そんなこんなで「きっと道混むから!」と早起きして行ってきました。

結論から申しますと見た目でわかるものでないのでふーん…って感じでした。

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上記リンクを読んでいただくとわかる通り、地場逆転期の地層が地表に現れているのがこことイタリアのモンテルバーノ・イオニコとビィラ・デ・マルシェというところにしかないそうです。なので日本とイタリアの国旗が掲げてあるようで。

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不鮮明で申し訳ないです。
親切な看板を頼りにぬかるんだ道を下ると浅い川原に出まして、その壁面にその地層が見えるのです。
が、目印の杭がないと正直なんのことやらサッパリで…(笑)
この通り、見た目では全くわからないものでした。

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詳しい説明があったりもしたのですが、ここは「磁場が逆転していた時期があったと示す地層」なだけでここに磁石を近づけてもS極とN極が反転するものではないってわかってはいるんだけど、方位磁石あったらやっぱり近づけてみちゃうじゃない。というわけで近づけてみましたが何の変化もなく(当然

ひとしきり「磁場逆転SUGEEEEEE」と壁面を見ていましたが、それよりもそのそばを流れる川の流れが美しく。
先日観て来た「吹割の滝」をもっとコンパクトにしたような雰囲気でしたが、それでもその水は冷たく輝いていて。
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結構見物客が多かったのですが(目印となった「田淵会館」の前は私たちの前に6~7台の車が既に止めてありました)、その人たちも帰っていったあとは私たちだけになってしまって、お互い思い思いにその水面を見つめ様々な事を巡らせていました。
せせらぎに雑念を流すように佇んでみたり。

地質学を学んでいないからこの壁面の凄さが全くわからず本当に物見遊山で来てしまったけど、その川の流れはとても気に入りました。
今度は水着もしくは着替え持参で行きたいと思います。
えぇ、用途が違っていますがいいんです(笑)