ヴェルレク@松戸市民合唱団/Flowers by Naked

1月後半から2月最終週までみっちり(ククちゃんのお腹のように)詰まっております。

ヴェルレク@松戸市民合唱団

合唱の先輩の演奏会を聴きに。
なぜかこの先輩の演奏会はソリスト急病が多く(過去2回遭遇しまして、『ソリスト急病』って結構頻繁にあるのかと思ったくらい)今回は大丈夫なんだろうかとちょっと心配でしたが今回はイレギュラー対応もなく無事に始まりました。
会場の「森のホール21」ももう通い慣れた感があり、今回は2階席に行ってみようかしらんとまだ1階席が空席目立つ頃にさっさと上がってみました。
初めてのサントリーホールと日生劇場が2階席だったんだけど、先輩から「下手最上段」って言われていたのにも関わらず舞台向かって左側の端っこに座ってしまって、ちゃんと見えるんだけどもう少し中央寄りに座ればよかったかも…というロケーションでした。
先日の三越第九で初めてお話した方もこの演奏会に参加されていたのですが(その方はアルト)、場所的に彼女の方が良く見える位置でした(最前列男声寄りなのでほぼ中央だったし)。そして最初聴き慣れなかっただけなのかもしれないんだけど、反響が良すぎ?なのかバランス良すぎてCDを聞いているような感覚になってしまい。うまく伝わるかわかんないんだけど、生音のリアルさが半減したというか、音同士の調和が取れ過ぎてしまったというか。こっちの方がバランスが良くていいのかもしれないけど、私はもっと舞台に近い方で聴く演奏の方が好きかなー。
合唱は、私がヴェルレク歌った時の倍くらいの人数だったため、Dies Iraeなんてめっさ大迫力で怒りのこぶしが迫り来るほどでした。これだけメリハリのある楽曲はやはり少人数よりも100名単位の歌の方がカッコイイと思いました。そして個々の音量はpppだったんだと思うけど消え入るような声でという指示のあったか所も結構はっきり聞こえていたりしていましたが、ばらつきがなかったためキリッとしていて良かったでした。
先輩はソプラノなため同じ楽曲をやっても「この部分ってさー」のような話が細かくできないのですが、でもモツレク以外にも共通項が増えていって嬉しかったりします。
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Flowers by Naked

麗しの友人、まさみーとそのムスメッチと行ってきました。

▼Flowers by Naked
http://flowersbynaked.com/

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コンセプトとか全く読まずに行ったのですが、美しくて素晴らしかったです。
独りで行くには結構辛いところだと思うけど(;^ω^)
花というものの存在価値って、美しく在る以外に何が必要なんでしょうね。きっと要らないわよね。
どんな花でも美しいんだなーとか、先日読んだ本にあった日本人独特の感覚の美というものを改めて実感したりして。
頭上に広がる雲のような桜、きっと日本人だからぼんやりとした花霞を桜と認識するんだろうけど、これはあまり通用しないんじゃないかしら。私はとてもお気に入りで自分チの天井にこの花霞作りたいくらい。365日自宅で花見。嗚呼もうこの花霞喰って生きる仙人になってもいい。きっとこのうすぼんやりした霞はほんのり甘さの中にバラ科の棘のようなエキスが混じっているんだわ。それを吸って生きる私はきっと恍惚として世の中の雑多なノイズなんて聞こえなくなるんだわ…なんて妄想に突入(笑)

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オペラはもういよいよ再来週に迫ってきました。
昨日衣装合わせして、来週衣装で通しをして、ゲネで本番と。
うわーもう残り少ない(笑)
先日、団の方に戴いたロメジュリを観直しておりまして、色々考えてしまう始末。
改めて演技って難しいなぁ、と。素人なのでそんなに感動的な演技を求められていないとわかっていながらも、棒読みにならないようにとか感情が見えるような表情をしているかとか顔と声と身体が一致しているかとか、気にし過ぎなのかもしれませんがやはり「一人でも変な声がいると全体のバランスがおかしくなる」という事実があるためにどうしても力が入ってしまいます。
本当は力抜いて挑まなければいかんのだとわかっておりますが。

詳細はわからないけど一緒にやっている中の方々で一部おそらく本業もしくは今回ボラで入られた方が数名いらっしゃるようなのですが、彼女たちの演技は本当に勉強になります。立ち振る舞いがカッコイイもんね。去年のカルメンにも参加していて(映像見てて衣装もメイクも違うけどやっぱりわかった)その表現力は他の方たちからずば抜けていました。本当ならこの「ずば抜け加減」は均した方がいいとは思うんだけど、わたしはせっかくなのでしっかりその演技力を盗ませていただこうと思っております。