【レシピ】アップルジェリーを作りました

去年から気になっていた、りんごジャム的な「アップルジェリー」をやっと作りました。

アップルジェリーとは、林檎と砂糖だけで作ったジャム状のものです。
時間はかかるけど手間はかからずとってもきれいな食べ物です。

IMG_8801

あんまり写真がキレイではないのですが、本物はもう少しシアンの強い赤です。
去年みつけた記事にこのアップルジェリーの作り方がありまして、いつか作ろうと思っていてすっかり忘れていたのですが、先日道の駅で大量に林檎を買ったのでさっそく作ってみることにしました。

アップルジェリーで検索すると色々出てくるので、それらを総合してテキトウに。

■材料
林檎 適量
水  林檎と同じ重さ分
砂糖 水の半分の量(林檎の重さの55%~65%)
レモン汁 適量

IMG_8755
林檎買った分全部やってしまえ的な感じですが、6個でした。林檎とほぼ同じ重さの約1400mlの水を鍋に入れ、そのまま煮ました。
切った方がきっと煮崩れるの早いと思われます。今回は丸のまんま煮てました。
あ、で、今回は「サンふじ」という品種を使いましたが、皮の色が濃い方がよりキレイに発色するそうなので、いろんなレシピには「紅玉がいい」と書かれておりましたのでぜひそちらをお使いください。サンふじでも結構キレイに発色していましたが。

IMG_8758
3~4時間ほど煮るとこんな風に崩れてきます。
なんでここまで煮るかというと、林檎に含まれている「ペクチン」という成分をとにかく搾取するためでして。
このペクチンと糖分が結合して凝固するそうなので、とにかく林檎成分を煮出す煮出す煮出す!

IMG_8759
私はざる+ペーパータオルというありもので対応しちゃいましたが、林檎煮汁を人の手を使わずに濾します。
どうやらレシピ記事を読んでると、この濾す作業を時短しようとするとジェリーが濁るらしいです。
とにかく自然に濾されるのをひたすら(ドモホルンリンクルのCMのように)待ってください。
だいたい一晩でいいみたいですが、私は平日夜に煮始めてしまったので、翌日帰宅するまで濾してました。

12295231_1101695339849647_3831806052222478655_n
砂糖を投入し煮汁を煮詰めます。
ここで私、そもそも甘いものがあまり得意でないため砂糖をかなり控えてしまいました。
そして2時間くらい灰汁をとりつつ煮てみてとろみがついてきたので(ゴムベラから垂れるしずくがねっとりとしてきた程度)熱湯消毒した瓶に移して粗熱とって冷蔵庫に入れました。

IMG_8794
が、実は砂糖が少なすぎて固まらず…。
なんでじゃー!と思って検索すると、糖分が足りなかった所為と判明。それの対処法はダイレクトに瓶から鍋に戻し砂糖とレモン汁を追加して煮直すということ。よっしゃ、と砂糖とレモン汁追加してぐらぐらと沸騰させるとあっという間に「とろり」から「ぽってり」に変化しました。
おぉ!と喜んでかき混ぜているうちにどんどん固まってきたので慌てて火からおろして瓶詰め。

そして出来たのが1枚目の写真。
すぐ上の写真と質感が全く違うのわかりますか?
出来上がった時には結構固まってしまって気泡が既に逃げられないほどの硬度になってしまいまして。
もう少し火からあげる時間を早くするか、砂糖をドサッと入れなければよかったか、のどちらかかしら。
なんて思いつつこの失敗を糧に次は何をしようかと探していたら、このペクチンと糖分の関係について書かれている記事をみつけました。

▼フルーツジャムを作るときは、ペクチン含有量を知るべし
http://foodhealth.main.jp/pekuchin/

なるほど、林檎が一番ペクチン含有量が(果物の中で)いいからこういうジェリー作りに向いているのね。
よくわかった。
なるほど。

で、今度は気泡が入らないように砂糖の量を厳密に頑張ってみようと思いつつ、林檎×ベリー系のジェリーを作ろうかと検討中です。
あとは紅玉が出たら紅玉の色がどんなもんかも知りたいしね。

作ったら分けて欲しい!という方募集します。
素人の作るものなので味の保証はしませんが。
そもそもウチ、甘いもの好む人がいないから作っても誰も手を出さないのよね…(作った私自ら)。