生きにくい世の中です。

▼衆厚委 派遣法改正案あすにも採決の構え
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150611/k10010111391000.html

今日派遣元の担当さんと契約更新意思確認で面談してたのですが、派遣法改正案はほぼ決まりでしょうという話になりまして。
政(まつりごと)はそのお役目を担ってる方々にお任せするのがスジだと思っておりますが、今回ばっかりはねぇ。
きっとこの法案に賛成している方の親類縁者に派遣で働いている人がいないんだと思います。

しぶーい顔をしながら「詳しい話はまた決まってからお伝えしますが」と契約の流れについて説明をしてもらった最後に、ついぽろっと
「…なんだか、生きにくい世の中になっちゃいますねぇ」と苦笑まじりに言ってしまいました(笑)
口笛吹いて、なんとかなるさ♪と生きてきましたが、3年毎に職探しってのはこれから体力も気力も下降へ向かっていくかもしれない時期を考えると…あまり想像したくない感じです。
それでも生きていくわけですけどね。

6年前になるのか。
リーマンショックの波をモロに受け(金融関係の派遣先にいたので)年末で仕事がなくなってしまった私に向かって息子がテレビのニュースを見ながら、
「お母さん、僕たちもここ(団地)を出なきゃいけないの?」と聞いてきました。テレビには「派遣村」の文字。
あの時も「どうにかなるさ、仕事は選ばなければなんでもある」と乗り越えましたがもうさすがに薹が立ってしまったので以前のように口笛も吹く気になれなかったりもします。
派遣を選んだ生き方が間違っているとは思わないし、正社員だって会社潰れたら同じように路頭に迷うわけで、働き方よりも働く意義を大切にしてきたつもりです。ですのでこういうのはホント「仕打ち」だよなーと思ってしまったり。

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しっぶい話ついでに。
尊厳死について考えることに。

▼寝たきり老人がいない欧米、日本とどこが違うのか(1)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150605-00010002-yomidr-hlth

▼尊厳死協会
http://www.songenshi-kyokai.com/

登録することを今日息子に話しました。
そんな大した生き方してきたわけじゃないけど、自分が生きてきた道を私は恥じて生きていないから、死に方も同じように自分の納得いく死に方ができればと思って。管だらけになって機械に生かされる事は私の私たるものに反していると思うので、延命措置は一切必要ないと思っております。それをね、息子と話していたら息子も同じように思うそうで。
そんな感じです。