向き合うということ

辛く苦しいこの場所から脱する手段として。

間欠泉のようにちゃーちゃんの死は様々なものを心の底から吹き上げさせてはばら撒いて、その度に私は鼻水までも垂れ流すほど泣いて泣いて。仕事中でも通勤中でも涙が止まらず冷静な自分はほとほと困り果てるけれどいつも「なぜ私が代われなかったのか」「なぜあの時にその選択肢を選んでしまったのか」というとても具体的な後悔と悲しみに私はどっぷりと浸かりきって抜け出せなくていて。
そんな日々から少しずつ噴出スパンも減り、涙の量も減ってきたように感じます。
減っただけであって、なくなってはいません。

お悔やみの言葉、というのが嫌いです。
私はきっと母が死んだとしても自分自身の近親者には言わないと言い切れるほど、お悔やみが嫌いです。
勝手に同情なんてして欲しくないんです、私の気持ちはあなたに絶対わからないから。そんな風に思っているんです。
特に今回Blogには心音がしなくなってしばらくしてまだ身体も柔らかかったちゃーちゃんを膝に置いて撫でつつ書きましたが、普段メインで使っているfacebookにはもちろん他のSNSにも一切書きませんでした。辛いのは私であって他人にわかってもらう必要はないと思ったし、その私の辛さを誰かと共有したいとも思わなかったし、何よりも「何かを言われる」のが本当に厭で厭で仕方なかったからだったんです。心配されるのも優しくされるのも諭されるのも、とにかく私はちゃーちゃんが死んだ事について、花束を添えたような言葉なんてひとつももらいたくなかったんです。私が愛したちゃーちゃんの死を、生と死とを、その少し長めの毛1本すらも漏らすことなく独りで受け止めたく、その覚悟を優しい言葉などで解きほぐされくなかったんです。

正直、異常だと思っています。これだけ頑なになっている自分は。
未だに人と面と向かってちゃーちゃんの話をしませんし、今後も一切するつもりありません。
こうやってある意味意固地になっている自分をしばらくわかっていませんでした。日本人は「オナミダチョウダイ」が好きだからデコレーションされた泣かせ文句で私をあおって泣かせたいだけなんだろう、と意地でも話を反らしました。
でもやっぱりこうやってつっぱねる自分って一体何なんだろう、これがいつぞや聞いた「ペットロス」の一環なんだろうか、と思い探してみました。

▼ペットとの別れと悲しみを乗り越えるために 日本ペットロス協会
http://www5d.biglobe.ne.jp/~petloss/petloss_care.htm

死生観、そして宗教観へと多岐に亘る話になるのをほどよくまとめているなぁという感想なのですが(明朝の文章は画面だと読みにくいね)、美辞麗句ではなく具体的にどうやって対処していけばいいのかがわかって私はこれを読んで良かったと思いました。
確かに急激に痩せたりもしたけど病院に行くほどでもないし、忙しいのは年度末なのであと3営業日(間違ってません、4月1日まで年度末対応なので)だけだし、置いていかれたから私も…と思った事もあるけれど更に残される子達の事も考えられているし、何よりも20年近くも連れ添った猫が死んで異常きたさない飼い主の方がおかしいと開き直るようにしました。

色々と軽減方法が記載されていてなるほどと思ったけど、私はそれでもやはり独りで自分とその後悔に向き合っていくしかないかなぁと思っています。
今はとにかくちゃーちゃんのいない寂しさに囚われているけれども、その寂しさは以前から私の隣にずっといたものだったわけだし、今後も付き合っていくしかないものなのだからもう少し真面目に向き合っていこうかと思っています。
そんな風に考えてるところで見つけた、ずいぶん前に買ってそのまましまい込んでいたプラモデルとパズルのちょうど間のようなものに今はまっております。
真剣に取り組まないと間違えたりパーツが細かすぎて結構目や肩に厳しいけれど、無心になれるし酒も大量に呑まなくて済むので今のような私にはちょうどいいと思っております。

▼テンヨー スター・ウォーズ メタリックナノパズル
http://www.japanstarwars.com/topics/2013/02/26.html

IMG_5495IMG_5496
ミレニアムファルコン号(ハリソンフォード扮するハン・ソロが乗ってた宇宙船ね)
 

IMG_5503IMG_5504
AT-AT(ダースベイダーの帝国軍地上部隊の乗り物)
 

IMG_5593
言わずもがなのR2-D2

このあと、TIEアドバンスト(「エピソード4」でダース・ベイダーが搭乗した乗り物)と、TIEファイター、Xウィングと続く予定。