転職しまして。

他、雑記です。

自分とwebの関わり方について色々昨年後半から考え始めておりまして、結果離れる事にしました。
独学の限界を感じたためです。ひとことで言ってしまえば。
webの仕事を(だいたいweb仕事7割office系仕事3割くらいの配分でしたが)派遣で始める前から計算すると10年ちょっとくらいやっていたのですが、この業界については古き良きという言葉はノスタルジックな響きではなく嘲笑に近いものであって、未だテーブル大好きとか平然と言ってしまう私は居酒屋で部下捕まえて昔は良かったという上司と同じようなものでして。
新しいサービスが雨後の筍のように出てくる場所で、常にそういったものに感度良くアンテナ張っていられるほど「新しいもの」「便利なもの」に興味がなかったのに気付いたのはここ数年。その薄い好奇心も常にwebにあったところから、パソコンの外へ向かうようになって合唱始めたり短歌だったり三味線だったりそういった感覚的なもの(っていう言い方で伝わるのかな。心とか身体とか対話がないと出来なかったりするもの)へ興味が動いていきました。動いていったというよりも、画面から逃げたかったのかもしれないです。onとoffを切り替えるというのは体のいい言葉で、私にとっては結局面白いと思って入ったwebもより便利さ、より効率をあげ、というものを求めていくサマを見ていられなくなったんだと思います。
SEOというものに対しての憎悪と言っても過言ではないほどの嫌悪感が常に腹の底にありました。
私が面白いと思って入ったこの世界にそんな裏側で人を操るような真似をして欲しくない、そういう感情がありました。最後に居た会社でその思いは形となり自分の業務自体を常に否定し続けながら仕事をしていました。
(あ、えっと、個人的なwebに対する思いであって、webに関わる全てを否定していません。あくまでも自分が向き合った時に起こる感情の話であって、誰か特定の人を対象にしているものでもないですし。そして先日までお世話になった会社では本当に良くしていただいて、本当に感謝しています。ありがとうございました)

そんな事を思い始めていたところで偶然にも以前お世話になっていた会社でのお仕事の話を戴きまして。
webではない業務での募集だったため本当にいいの?今までみたいに自由じゃないよ?と散々言われましたが(いや、個人的には全然自由に仕事していたつもりはなかったんだけど…そう見えたのかなぞです)自らの意志で仕事を変えたいと思って働こうと思ったのでした。
子どもを育てるという責任があるため、どうしてもやりたい仕事よりも時給や勤務時間などの条件ありきだったのですが、そういったところからもこれからは解放されるため、もう少し穏やかに働ければと思ったのもひとつの要素としてあったりして。

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で、2日半の研修を経て1年半ぶりに汐留に戻ったのですが。
何よりも自分で驚いたのが、自分のIDを手が覚えていたこと(全部ではないけど)。
ここで入力する文字はこれ、って身体が覚えていたなんて。すごい。なんとも言えない不思議な気分でした。
そもそも以前の職場と同じ建物で(レイアウトはかなり違うけど)基本的な構造は当時とほぼ一緒のため、懐かしさが本当にぶわっと襲ってきまして。まるで前職(ややこしいけど先日までお世話になった会社ね)で1年働いていたのがまるで夕べの夢のようで、私は何事もなかったようにここに以前からずっと居るのは変わらない、…そう変わらない、と錯覚してしまうのでした。
実際にははっきりとした空白の期間があったはずなのにすべてが自然で依然と何の変りもなくそこに在るというのがまた逆に不思議に思えていたりもして、まるで本当に胡蝶の夢のようです。

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最近バイト先で呑むお酒をビールから焼酎に変えたのですが(ビール、量呑めなくなってしまったので)、割りものはなぜか午後の紅茶無糖が流行っているため私も倣って焼酎の紅茶割(無糖)をgbgbしています。
が。
今まで店終わると結構眠かったりしていたのですが、最近はどうも酔わないし目が冴えてしまってどうもそのまままっすぐ帰れなくなってしまって。なんでだろうと思っていたら紅茶にも含まれるカフェインのせいではないかという指摘がありました。
なるほど。そか。
今後それならカフェインのない麦茶にした方がいいかしらね。本当は黒豆茶がいいんだけど煮出してペットボトル入れてってやってもらうのは気が引けるし面倒よね。作って持っていこうかすら。