演奏会無事終了いたしました

アンサンブルエテルナ第23回定期演奏会無事終了いたしました。
ご来場のみなさま、ありがとうございました。

IMG_4383

あんまり写真撮ってなかったので…。
第九の練習会場でもある、TOKYOFMホールなんですが、約3年ほど通って今回初めてピアノがない舞台でした。
なんかすっごい違和感あった(笑)
どこにしまったんだろうなぁ。

演奏会ですが、先の記事にも書いた通り自分の中でとても満足できるような状態ではなかった(去年もそんな事言ってましたが)のですが、去年ほどあがることもなく、楽譜をめくるたびに近づいていく終演を寂しく思う心とぶつかりながらの演奏でした。
この舞台に向けて1年練習してきたのに始まる前は「走って逃げたい」とか緊張のあまりトチ狂ったことを騒いでいたけど、終わったら終わったでなんだかとても寂しく。
モーツァルトって本当に好きになれないと思っていたんだけど、レクイエムに触れてアマデウスを観て、その何層にも重なる天才の思考と感情と他者とのぶつかり合いがあっての「モーツァルト」だったんだということを知ることができて良かったと思っています。
アカペラ(信長貴富作曲集)はパート内のディビジョンに苦労しました。
やっと覚えたところの春合宿で入れ替わりがあり別のディビジョンに変更され、ただでさえ刷り込み効果を狙っていた私としてはもう先に覚えた音がこびりついてなかなか直せず本当に苦戦しました。とくに練習に出られなかったところ、本番のゲネまで決まらず本当に諦めようかと思っていたのですが、なんとか(私の中ではかろうじて…)なったかなぁ…と思ったり。

で、一部の方にはお伝えしていましたが、今回の演奏会で現合唱団を卒業することにしました。
社会人が仕事以外で何かに真剣に取り組むってなかなか時間や金銭面で難しかったりするんだけど、エテルナに入って「それでも」頑張る方たちと過ごし作り上げた演奏会は、本当に素晴らしいものでした。
また、別のところで別の形になるかもしれないけど、自分だけでなく触れた方々が感動するような何かを続けていければいいなぁと思っています。