個人的素材集とか

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まとめて貼ってみた。
近所の緑道公園にて。

木場にあるMOT(東京都現代美術館)に野暮用で。
ミュージアムショップで久々に大岩オスカール氏の企画展の絵葉書とか見つけて懐かしくて1枚購入。この展示を見てごそっと買った絵の具はそのまんまだった。そして今回使った絵の具は90年代に使っていた古いやつ。物持ちがいいのか古い記憶にしがみついているのか。

モニターで見る色と文字で綴られた色と、印刷屋さんの技術によって再現された色とは微妙どころか「えっ」てくらい違う。もちろん脳内で再生される色も。
そのために様々な記号や文字の羅列で細分化した色の推移に名前をつけていっているけれども、パレットに搾り出した絵の具たちの配分から生まれる色には名前なんてなくて。
そして再現しようとした色はあまりにも高貴過ぎて手どころか配分すら思いつかないほどのお手上げっぷりだった。

久々に描いた絵はただ絵の具を塗るのが楽しかっただけでなんも考えていない。
なんも考えないからなんもなくて。重圧も拘束もない空間を描くのは気持ちのいいものだ。