第九@ミューザ川崎/モツレク@東京芸術劇場/オペラ始まりました

半月ほど放置しとりまして。お暑うございます。

かろうじて生きております。
扇風機とアイスノンで薄い睡眠を綱渡りのように紡いでいるため、浮腫むし集中力ないし…。

お友達の第九を聴いてきました。

先日、前職で一緒だった(というものの就業中はほとんど話した事はなく)方の演奏会へ行ってきました。
結構色んなところで「合唱やってます」って触れ回っているんだけど、「学生の頃やってた」「吹奏楽やってたから興味はあるんだけど」という方が多く「現役で歌ってます」って方にあったのはこの時が初めて(練習会などで知り合った方除く)。エテルナは若い方多かったけど、現在所属している合唱団は私なんてきっと最年少くらいだし区民オペラもきっと若い方に入りそうだし、割と年上の方が多い印象だったのに、私よりも若い方が歌ってるというのは正直びっくりでした(笑)
社会人(企業)の合唱団だったので隠すわけではないけど一応伏せておきますが、オーケストラも社会人のアマチュアだそうですが今所属している合唱団より全然上手いと思いました。まとまりがあるというか。あまりオケについて詳しくないのでとやかく言うの控えますが気になったところだけ。
指揮棒が茶色だったのですが、見にくくなかったのかしら。振ってないのかと思ったんだけど(遠い席だったので見えにくかった)、棒持ってたのでよく見たら白くなく。色付きの指揮棒って初めて見たなーって思いました。あと、クラリネットの方が、ジャズサックスのソロかと思うほど(偏見?)ノッていて上半身揺らしまくりでした。1人だけジャンルが違う人が混じっていたのかと思うくらい。気になって気になって仕方なかったでした。オケであんなにノリノリ(死語)な演奏者って初めて見たかもしれない。オケ的には大丈夫なのかしら。
でもって先日改めてお話ししましょー!と二人で日本橋の焼き鳥屋さんで熱く合唱を語りまして。
初めての本番で感極まって最後のFreude, schöner Götterfunkenが歌えなかったとか鳥肌がとか、こういう話が出来るとは思ってもみなかったので本当に嬉しくて相当遅くまで語り合ってしまいました。ありがとう!いつか一緒の舞台にあがりましょう!
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先輩のモツレクを聴いてきました

二度目のモツレクは東京芸術劇場にて。
ミューザについでこちらも初めて来たのですが、そのパイプオルガンに圧倒!でした。
うわーこれ弾いてるところ観たい(聴きたい?)!と第一声。それくらいの迫力あるステージだったのですが、合唱団も素晴らしい演奏でした。前から5列目辺りだったのでオケの全容は見えなかったのですが、ちゃんと先輩のポジション確認しこっそり写真も撮り(注意されちゃったけど)。黒ブラウスに肩の白いリボンがとても清楚(という言い方が正しいのかわからないけど)でステキでした。
私がモツレク演奏した時はエテルナが全員で25名いたかしら?ってくらいだったんだけど、今回の演奏会は100名以上だった(はず)のでとても迫力がありモーツァルトの繊細なレクイエムがとても映える声だったと思います。1人1人の声も良かったのかな?きっとレベル高い練習だったのではと思ったり。そしてやっぱりモツレクっていいなぁとしみじみ思いました。今練習中のヴェルディもドラマティコだけどそれは宗教曲としてどうなの?と思うところがあって(Dies Iraeなんて怒りまくりんぐじゃない)荘厳なモツレクのあとに「三大レクイエムのひとつ」だからと歌ってみたかったけど、アンチモーツァルトを覆すほど素晴らしい楽曲のあとだからなんでも薄れてしまったのかもしれないけど(他にも要素はあるけど、無事演奏会終わってからにします)。なんだかね。
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区民オペラ始まりました

なんかずーーーーーっと歌の話で申し訳ない(誰に?)。
採用が決まった区民オペラ、開講式が先月末にありまして先日第一回目の練習がありました。
何よりもとにかく驚いたのは楽譜の厚さ。そうよね全編歌だもん、全部の載せたらこの厚さになるわよね…って。第九から4年目の夏になりましたが、どんどん厚くなっていく楽譜に慄いております。
そしてさらに初めてのフランス語にとまどう日々です。「(単語)最後のアルファベットは飾りだから!」って何よ!飾りって!発音しないならつけないでよ!とか、「e(え)」が多過ぎなんだけど!違いがわかんないんだけど!とか、出産前の猫のように逆毛立てて楽譜に噛みついてます。
でも、きっと私はちゃんとやっていけると思っています。思い込み大事だし。という訳でなく、合唱指導の先生がとても快活でわかりやすく楽しいからでして。もうね、開講式での挨拶で「あ、この先生ならきっと大丈夫だ」という安心感が最初からありまして。適切な指摘(これも毎日がエブリデイ的なアレかしら)で初めての私が何をどうやって復習や予習をすべきかを説明してくださいまして。楽譜以外にわかりやすい発音用ハンドブック(カバンにも入るサイズで作成しました!とドヤ顔でした)も用意していただき、なんとかやっていけそうな出だしです。にしても鼻音とかどうやって歌うんだよ…なんかつい顔やアゴが前に出ちゃうのよね…歌いにくいわ。
そしてサプライズ。
夢の第九、エテルナでお世話になったピアノの先生が、この区民オペラでもピアノ伴奏されるそうで。
世の中にたくさんピアニストさんいらっしゃるけど、なんというか、この偶然は本当に何かの力が働いているかのようで。
フランス語に打ち砕かれてしょげしょげで電車に乗ったのに、ピアノの先生が「またご一緒できてうれしいです」とコメントしてくださったのを見て(Facebookね)、一瞬にして下まぶたのぴくぴく(疲労とかストレスとかのアレ)が治まるくらい。エテルナを辞めて、もうお会いする機会もそうないんだろうなーと寂しく思っていたので、とても力強い後ろ盾を戴いた気分です。とても楽しみ!
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なんて合唱三昧ですが、三味線もやってますし短歌は来月特別作品が載りますよっと。
三味線はりんご節のあとソーラン節を経て、次はさいたら節へ。
さいたら節?なんだそりゃ?と思っていたら、「まえーはぁうーぅみ、うしろーぉは~」のところで、
「あ!!ハトヤ!!」と。
きっと30代後半以降の関東近郊の方だと知ってるのかな?伊豆伊東のハトヤのCMで使われていたのでした。
(youtubeは2分辺りから該当CM始まります。白黒以外は全部知ってた)

しかし三味線の先生(20代後半)はこのCMご存知なかったのよね…ジェネレーションギャップってやつね。

さて8月。暑い日が続きますがバテないように。