そして、海デビューを果たす。
先日3日に初めてカヤックに乗りましたが、勢い余って海デビューも果たしました。
今回お世話になったのは、Saltys Paddle Sportというシーカヤック専門店さん。朝早く東京を出発して午前中早い時間から乗り込みました。
私がお借りしたカヤックは赤い方。tuiという鳥の名前がついた船でした。
前回初めて乗った時は2人乗りで穏やかな運河だったのですが、今回はいきなり1人でしかも海。波波波波です。ゴールデンウィーク最終日に勢い余って館山までやってきましたが、水着はもう10数年買ってないほど海だけでなく泳ぐことから遠ざかっていたので正直「（船から）落ちたら大丈夫なんだろうか」という心配がどうしても心の片隅から剥がれ落ちませんでした。
まぁでも専門店のスタッフの方々や乗り慣れた方々に囲まれてのツーリング（カヤックも団体行動はツーリングというそうな）なのでフォローは万全だろうと思い直しさっそく乗り込みました。
前回の運河でのカヤックでも思いましたが、とにかく水面との距離の近さが新鮮でした。泳いでるわけでもないけど、だからといって伊豆大島などへ行った時の船とは違うその感覚、わかってもらえるかわからないけど（というかまたここで喩えにナウシカを使う辺りが以下略）ナウシカが乗る「メーヴェ」という乗り物（あの白いヤツね）は凧と称される通り風に乗るものなんだけど、他の飛行艇（ナウシカが住む風の谷ではガンシップという戦闘機を保有）は風を切って動力を用いて飛ぶもので、そのメーヴェとガンシップの違いがシーカヤックとエンジン積んだ船との違いなんでしょうね。パドルとラダー（舵）で進むシーカヤックは波と風とを見ながら進むものでした。
館山の富浦というところ辺りなのですが、透明度の高いこと！
海藻の合間に小さな魚がいるの、わかりますか？
初めて乗ったシーカヤックの感覚もさることながら、このロケーションにも感激。
晴れて穏やかな海をこうやって満喫できて幸せでした。
前回のカヤック初体験でパドルの使い方をある程度教えてもらっていたので、１人で漕いでいてもその感覚的なものはすぐわかりました。こうパドルを動かすとこうなるんだな、というのが理屈よりも身体が覚えてしまうようで（笑）腕の動かし方、足の位置、そんなところから教えてもらった事がとても機能的で漕ぐのがとても楽しくて。
午後は風が出てきたため進行方向が定まらず（風を受けて曲がってしまうのだ）なかなか苦戦したんだけど、その分力任せでない向きの変え方や追い風の時に使えるパドルの操作法などを教えていただいたりしました。
今回は初回と違って腕筋はあまり使わずに済んだのでひどい筋肉痛にもならず。その分上半身がぼんやりと筋肉痛状態でしたが（笑）
海との接し方のひとつとしてこういう乗り物があってこういう遊び方があったという事を初めて知りました。
ホント、世界は広いなぁとつくづく思います。
あー楽しかった。次回のために平日はしっかり働いておかなきゃね！
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