メノッティ「霊媒」

土曜日に初めてのオペラに行って来ました。

あらすじを先に読んでいて、正直な感想として「…どうしてこういう内容を…??」だったのですが、
オペラって全編歌で物語が展開していくので、意外とその「歌である理由」が随所にあり楽しかったです。
楽しかったというのはちょっと語弊があるような気もしなくもないですが。
一番感動したのが、オペラ歌手の凄さでしょうか。
歌って演技もできるって、すごくないですか?どちらに際立っても専門がたくさんいるのに、
両方できてしまうわけですし、台詞じゃなくて歌なわけですから言葉だけでなく音階もついてくるわけで。
思いの他、衝撃的でした。

合唱の指揮をしてくださっている千葉先生が指揮をされていたのですが(もちろん先生が指揮をされるので行ったのですが)、
練習以外で先生の指揮を見るのは初めてで、改めてまとめる立場という存在感の大きさを知ることができました。
オーケストラだったりすると多分「このパートが今これだから次はこうなって…」って読めるかもしれないけど、
ピアノと歌手だけだとそうもいかなくてとりまとめ役がいないと成り立たないんだというのがよくわかりました。
(なんて稚拙な話をしてるんだわたしは(笑))
確かにアカペラ曲は指揮見ないと歌えないって最近わかってきたし、そういうところで色んなものを見ることも勉強のひとつになると改めて実感しました。

帰りに一緒に行った友達と近くで呑んできまして。
とても喜ばしいサプライズがあったりして、なんだかふわふわした気分で帰宅。
いい1日でした。